皆さん、本日もよいTRPGライフをお過ごしでしょうか?
今回は、Vtuber岩窟サルドさんから寄稿していただいた記事をもとに、
D&D コンテンツ公開サイト 「DM’sGuild」
についてご紹介していきたいと思います。
他の人が書いた記事のリファインは、GM歴25年のおじいちゃん・りょーさんとしても初体験。書きっぷりがいつもと違ってくる点はご容赦ください。
それでは、どうぞよろしくお願いします。
DM’s Guild って、なんぞ?
ダンジョンズ&ドラゴンズ、略してD&D。
それは、TRPGという遊びのご先祖様であり、いまなおアメリカで大人気のビッグタイトルです。最新は5th Edition、まもなく5.5eが発売予定ということで、今なお大活躍中のタイトルでもあります。
なにせ、アメリカ人って日本人の3倍くらいいますからね。進行形で増えてるし。
そのアメリカでTRPGのメジャータイトルってんですから、日本でいうソード・ワールドやダブルクロスすら、
「フルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく……」
と気を使われてしまうくらいの巨人です。
しかも、マインクラフトなどのPCゲームに馴染みがある人なら分かる通り、欧米は「MOD」という名で好みのゲームに付けたり貼ったりが当たり前の人達。
そんな人達が、D&Dをそっとしておけるか? そんなわけがありません。
そんなD&D大好きの人たちの遊び場、それが専用コンテンツ紹介サイト
なのです。
D&Dを遊ぶひとなら、この場に参加しないのは勿体ないというもの。
ここでは、この「DM’s Guild」の参加の仕方について解説していきましょう。
手順1:まずはログイン
まずは、サイトのトップページにアクセスしましょう。
うーん、日本人にも賑やかさだけは伝わってくる画面が広がりましたね。
あ、左の「Language」をいじってもムダですよ。
この記事を書いた2022年6月時点で日本語サポートはありませんし、そもそもそこはサイトの言語を変えるところではありません。
「Language」の意味は後で説明しますので、今は諦めましょう。
さて、多くのサイトと同じように、まずやるべきことはアカウントを作ることです。
まだアカウントがない人は、右上の「Login」を押して、必要項目を入れましょう。

「Create Account」を押して、右上が「Logout」「Account」に変わればオーケー。
先へ進みましょう。

まずは1つ、ゲットしてみよう
次は試しに一つ、無料のコンテンツを手に入れてみましょう。
今回は「おらが村の冒険者(https://www.dmsguild.com/product/361531/)」というシナリオをダウンロードすることにします。

日本人の天平さんが公開しているシナリオのようですね。
この作品の値段は「PAY WANT YOU WANT」。つまり、気に入ったらお金を払ってくれれば嬉しいという意味です。この辺、欧米感ありますね。
「タダで手に入るものに金なんざ渡すかよ! こいつはもらってくぜヒャッハー!」
というモヒカンなあなたは、作品名の下にあるボックスの「3.06」を「0」に書き換えて「PAY WANT YOU WANT」を押しましょう。

「Checkout(レジに進む)」で、購入画面へ。

支払いをしないことにしたモヒカンなあなたは、これで商品が手に入ったはずです。
有料のものを買った場合は、支払手段と情報を入れましょう。
当たり前っちゃあ当たり前ですが、USドルでの購入です。「3.06円って書いてあったじゃないですかーー!騙したなぁぁぁぁ!」なんておバカなことは言わないように。それ3.06ドルだから。
これで、購入のやりかたはおしまい。日本の通販サイトと変わりませんな。
とはいえ、問題は「どうやって欲しい商品を探すか」だと思います。なにせ全部英語ですから。
ここからは、商品の絞り込みのコツをお伝えしていきます。
「Browse Categories」で狙いのブツをGETせよ!
では、膨大な数のコンテンツが眠るDM’sGuildで目当てのものを見つけるためのコツをお教えします。
それは、サイト画面の左にある「Browse Categories」というメニューを活用することです。
このメニューでは、コンテンツが持つ様々なジャンルを仕分けて検索することができます。
例えば先程ダウンロードした「おらが村の冒険者」なら「Other」カテゴリーのLanguagesや「Forgotten Realms」のSettingに登録されています。
このカテゴリー機能を利用して、シナリオやモンスター集などのコンテンツを絞って探すことができます。
とはいえ、ものの分類もアメリカと日本では違うもの。
簡単に、カテゴリの意味について載せておきますね。お目当ての物を探してみてください。
Content
版元。Author(著者)とは違うので注意しましょう。
例えば、「D&D Adventurers League」にはD&Dの公式イベントで使用されたコンテンツが集まっています。
Storyline
特定のコンテンツに強く紐づくコンテンツ。
えー、何がいいたいかというと、「Waterdeep」が公式が出している海洋都市モノで。それをさらに広げるコンテンツを探したければ、これで絞ります。
Product Type
商品種別。
「Adventures」にシナリオがまとまっているほか、「Gear/Magic Items」だと魔法やアイテムのデータ集が手に入ります。
「Resources for DMG Creators」だとマスター向けの素材(たとえばモンスターのイラスト素材とか)ですね。
Theme
コンテンツのシチュエーション。
「Urban」で街を舞台にしたシナリオを探すとか、「Horror」でホラーモノを探すとかですね。
Settings
舞台。大陸とか、世界観とか。
例えば、Storylineで紹介した「Waterdeep」は、「Forgotten Realms」のいち都市です。
Edition
D&Dは何度もバージョンアップを繰り返しているわけですが、いつのバージョンかを絞り込めます。
つーか、Original Editionでコンテンツが出てくるあたりがすごいですな。1970年代だぞ。
Fomat
データ方式。
PDFなのか紙本の通販なのか、その他か。
Languages
たぶん日本人にとっては重要な項目。
残念ながら「Japanese」がないので、「Others」で絞り込んで日本語のものをを目視でピックアップする形になるかと思います。
Price
お金は大事だよー。
「Free(無料)」とか「Pay What You Want(払いたいだけ払え)」とかで絞り込めます。
まとめ
というわけで、今回はD&Dのコンテンツ公開サイト
「DMs GUILD」
のご紹介でした。
アメリカ人がザクザクと無料コンテンツを作ってくれるわけですから、このビッグウェーブに乗らないのは損というもの。
ぜひ、有効にDMs GUILDを使ってみてください。
それでは、明日も良いTRPGライフを。
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